ほぼ1年前に「良い学校の定義とは?」ということを書いています。

この1年のキンダーを終えて思うことは、本の多い学校かな、と思います。

え?  そんなこと?  
と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。

というのも、あたしがきっとハーレムの学校やらデイケア(児童託児所)をいろいろと見てきてしまっているからなのかもしれないけれど、全体的に本が少なかったように思えます。
あってもテレビのキャラクターを主役にしたものとかばかりで、選択がイマイチ。

哀しいかな、ハーレムの人たちは、というか、教育にあまり熱心でない人たちはほとんどといっていいほど本を読みません。

獅子丸が0歳だった時に、ハーレムにある某団体が開催した『ベイビーカレッジ』という、ほぼ1年に及ぶイベントがあって参加していました。

その時も、毎週土曜日行く度に絵本を無料で配布していて、カウンセラーの人たちが「絵本を子どもに読みましょう」と言っていたくらいです。 本好きなあたしからしてみれば、どうして本を読まないの? と思ってしまうけれど、テレビ好きの旦那にしてみたら、どうして本を読まなくっちゃいけないんだ、テレビ見ている方が面白いだろう? という理論が働くみたいです。

あたしなんて友だちの家に初めていったら、本棚をまず先にチェックしてしまうくらいなのに。

ビバ、テレビ王国アメリカ。

映画も面白いけれど、本も面白いので、獅子丸には本の面白さもわかって欲しい。

本が充実している学校がいい とまあ、単純ですがこういった結論に至りました。
もちろんトイレのきれいさというのも重要ですけれどね。

でも受験期に数校見ましたけれど、私立は図書館が充実していたり、クラスルームにもたくさん本がありました。 ギフテッドの学校でももちろん、クラスルームに本があります。
教育に熱心が学校は、全体的に本を読むことを推奨しているように思えます。

幸い、いま獅子丸が通っている学校でも本はたくさんあります。
プリK、キンダーではペーパーの宿題は出ないのですが、毎日『ホームワークブック(Home Work Book)』があります。

教室にある絵本を1冊、毎日持って帰って読んでくるのが『宿題』でした。
それ以外にも本を読む時間が毎日あるようで、いろんな本を読んでいたようです。
新しいクラスでも、絵本だけではなく、もうちょっと長い本、『チャーリーとチョコレート工場』などがたくさん置いてあって、おかん、個人的にわくわくしております(笑)。Home work bookになるのかな〜なんて(笑)。

日本でも数年前に、本離れがいちじるしいので、授業が始まる朝のちょっとした10分くらいを読書に当てる運動が小学校を始めとした学校で行われるというニュースを聞いたことがあります。

iPhone, iPadだけでなくDSなど、機械系のデバイスがあたしたちの子ども時代と違って充実している今なので、子どもじたいが「本を読むこと」をやりたがらないかもしれないけれど、細切れでもいいから、本を読む時間は重要だよな、と思います。
なので、本を読む楽しさを教えてくれる学校が実はいい学校なんじゃないのかな、と思ったりもします。

ランキングに参加しています。 ワンクリック、お願いしまする。
にほんブログ村 海外生活ブログ アメリカ情報へ